株式会社Y's upの建設業ブログ

塗装業未経験から挑戦

塗装業を未経験から挑戦!可能性を広げる理由!

塗装業界に興味はあるけれど、未経験だから不安だと感じていませんか?

実は多くの塗装企業は未経験者を積極的に募集しています。その理由や背景を探りながら未経験者が持つ強みについても解説します。

 

未経験者の強みと活かし方

未経験者が塗装業界に参入する際、その柔軟な発想や新鮮な視点は大きな強みとなります。経験豊富な職人が持つ技術や知識にとらわれず、自由な発想で新たなアプローチを試みることは業界の発展にも寄与する可能性があります。このような、未経験者の特性を活かすことで企業にとっても多くのメリットが生まれます。

未経験者は何も知識がない状態からスタートするため新しいことを学ぶ意欲が高い傾向があります。

この学びへの熱意は技術習得の速度を速める要因となります。

また、未経験者ならではの柔軟な考え方は、業務の改善にもつながります。経験者がこうするべきと思うことに対して

新しい視点での意見を出せるということは現場での効率化や作業環境の改善に寄与する事があります。

さらに、感情豊かさや人間関係を大切にする姿勢も未経験者の大きな強みです。塗装作業はチームで行うことが大いため

コミュニケーションが不可欠です。未経験者はまだ経験のないことに対して素直な感想を述べることでほかのメンバーとの意見交換が活発になり、チーム全体の活気を生み出す要因となります。

 

ただし未経験者がその強みを発揮するにはしっかりとした基礎を学ぶことに専念し、少しづつ経験を積み重ねていくことで

より高いレベルの技術を手に入れることができます。

このように、未経験者は特有の強みを持っておりそれをうまく活かすことで塗装業界においても価値のある人材として成長できるのです。勇気をもって挑戦すれば美しい仕上がりを手掛ける感動や、チームワークの大切さを実感できる瞬間が待っています。

 

塗装業界の魅力とは?

塗装業界は住宅や商業施設、橋梁などの建築物やインフラを美しく保つだけでなく耐久性や安全性を向上させる重要な役割を

果たしています。特に以下のような点が業界の魅力として挙げられます。

 

・需要が安定している

日本全国で建物や構造物の塗装需要は高く、景気に左右されにくい業界です。新築工事だけでなく、リフォームや補修工事の需要も多いため未経験からでも長く働ける環境が整っています。

・手に職が就く

塗装は専門技術が求められる職種であり、経験を積むことでスキルアップが可能です。一度技術を身に着ければどこでも通用するスキルとして活かせます。

・成果が目に見える仕事

自分が塗装した建物や構造物が完成することで、仕事の成果を実感しやすい職業です。この達成感が多くの職人たちを惹きつけています。

さらに塗装業界では地域社会での貢献を実感できる場面も多くあります。例えば老劣化した公共施設や学校を再塗装することで地域住民に新しい価値を提供する機会があります。

 

未経験から塗装業界に転職するメリット

未経験から塗装業に飛び込むことに不安を感じる方も多いかもしれません。しかし、未経験からでも転職しやすい

環境が整っているのが塗装業界の特徴です。

 

・研修制度が充実

多くの塗装会社では未経験者向けの研修や教育プログラムを用意しています。道具の使い方や塗料の知識、作業手順など

基礎から学べる環境が整っています。

・先輩職人からのサポート

塗装業界では、職人のチームワークが重視されるため、先輩職人が指導の受けながら磨く事ができます。

・キャリアアップの可能性

技術を習得し経験を積むことで現場のリーダーや独立して自営業を始めることも可能です。

将来的なキャリアプランが広がる点も魅力です。

・転職後の安定性

特に、少子高齢化が進む日本では熟練職人の不足が課題となっています。そのため若い世代や未経験の需要が高く、安定した雇用を期待できます。

 

塗装業界で未経験から成功するためのポイント

未経験から塗装業界で成功するためには、以下のポイントを意識するといいでしょう。

1.基本的な体力と忍耐力を養う

塗装の現場作業は体力を必要とすることがあります。特に足場の上での作業や長時間の立ち仕事があるため、

日頃から体を鍛えておくのがいいでしょう。

2.安全意識を持つ

高所作業や有機溶剤を扱う場面が多いため、安全第一の意識が重要です。会社での安全研修や資格取得を積極的に受けましょう。

3.資格取得を目出す

未経験からでも取得できる資格が多くあります。例えば、塗装技能士や足場の組立て等作業主任者の資格はキャリアアップに役立ちます。

4.積極的な学びの姿勢

塗装業界では技術の進化が続いています。新しい塗料や技術について学び続ける姿勢が未経験者でも早く現場に馴染むためのカギとなります。

5.柔軟性を持つ

現場ごとに求められる作業内容が異なるため、柔軟に対応する力も重要です。また、さまざまな現場経験を積むことで多様なスキルを身に着けることができます。

 

最後に・・・

塗装業界では、未経験者にとっても魅力的な転職先です。需要の安定性やスキルアップの機会、そして目に見える成果を実感できる仕事の特性が多くの人々を惹きつけています。

未経験から塗装業界で成功するには基礎体力や安全意識を持ちながら、積極的に学び続ける姿勢が重要です。

そして、自分にあった求人を見つけるためには信頼できる情報源を活用することが大切です。

 

 

 

夏の時期に起こりやすい

注意したい!夏に時期に起きやすい塗料の不具合と取り扱い方法

 

夏の時期は気温が高く、晴れる日が続くため、塗料の渇きが早く屋根や外壁塗装を行う際の塗装工程も比較的スムーズに進むことが多い時期です。しかし、気温が高すぎることで塗料自体や塗装工事中に不具合が発生してしまうリスクも高まります。

今回は、夏に起こりやすい不具合事例と正しい塗料の取り扱いについて詳しくお伝えします。

 

可使時間超過によるゲル化

この事例は2液型塗料のみの発生する不具合事例です。

塗料やシーリング材、接着剤等において主剤と硬化剤、硬化促進剤などを混合してから使用可能な時間の事を可使時間といいます。

塗料の場合、可使時間を超過すると塗料の反応効果が進み粘土が上昇します。粘土上昇が進むと塗装作業が困難になり、塗料本来の色や性能を発揮できないなどの不具合が発生する可能性があります。

 

 

一般的な可使時間は2~3時間で設定されることが多いですが、猛暑時や直射日光下では塗料や希釈剤(水やシンナー)の

放置による温度上昇が原因で可使時間いないでも粘土上昇が始まることがあります。実際に、夏の現場作業で希釈剤として水道水の温度が高く可使時間が短くなったという事例も起こっています。

※温度が高い環境下では硬化反応が進みやすいため

 

不具合が発生したときの対処法

可使時間を超過しゲル化した2液塗料剤は廃棄してください。希釈剤を添加すると一時的に粘度は下がりますが、塗料の反応は進行中のため塗膜性能が低下する恐れがあります。

 

 

水性塗料の表面皮張り

この事例は水性塗料のみで発生する不具合例です。

塗料缶の内部で塗料の表面のみが乾燥し写真のように幕が張る現象です。特に夏場は気温が高いため塗料の感想が進みやすく、この現象が起こりやすい傾向があります。幕が張っていることにきずかず、その状態のまま攪拌をすると、塗料中に細かい粒が発生する場合があります。

皮張りが発生する原因

1.容器の蓋に隙間があり、水分が失われ表面乾燥が進んだ

水性塗料は、溶媒である水分が発揮することで塗膜となります。容器の蓋に隙間がある場合徐々に水分が発揮し塗料の表面が乾燥

皮張りが発生する可能性があります。夏場は気温が高いため水分が発揮しやすく、皮張りも発生しやすいです。

2・屋根に放置して一部に直射日光が当たり温められ部分乾燥した

塗料缶の一部に直射日なり光が当たると塗料缶内部で温度差が生じます。その結果、溶媒である水分は温度の高い箇所で水蒸気となり揮発し、塗膜乾燥します。発揮した水蒸気は温度の低い箇所で水分となり缶内で結露します。

3・使い残しを保管し、容器内の空き缶率が高くなった

一度開封をした塗料を同じ容器で保管すると使用した塗料の分だけ空間率が高くなります。

空間率が高くなると、空間に含むことのできる水蒸気の量が増加するため、水性塗料中の水分が発揮しやすくなります。

 

事前防止策

 

・一度開封した蓋はきちんと締め、水分の乾燥を防いでください。

・現場で保管する場合は、直射日光を避けて保管してください。

・少ない残ネタは空間率を下げるため小さい容器に移ししっかり密閉してください。

不具合が発生したときの対処法

表面の皮張りを取り除いて使用してください。皮張りに気付かず攪拌した場合は粒となって塗料中に存在するためストッキングなどで濾過したあと使用してください。

 

 

硬化反応によるダマの発生

この事例はA液にB液を添加した後、すぐに電動撹拌機などを用いて攪拌を行います。しかし、A液にB液を加えた後攪拌せずに

しばらく放置した場合、塗料内にダマが発生することがあります。

架橋反応で硬化する2液塗料は、A液B液を混合することで反応が始まります。そのため、A液にB液を添加した状態で放置するとA液に濃厚なB液が長時間接触した状態になります。

 

事前防止策

A液にB液を添加した後はすぐに攪拌し、すぐに使用してください。放置することで部分的に反応が進みダマの発生原因となります。

直射日光の当たる箇所での混合・放置は反応が早くなるため直射日光を避けた場所で行ってください。

 

夏に外装塗装をするときの注意点

・塗料の希釈量

外装塗装でに使用する塗料は水性塗料であれば水で薄め、油性塗料はシンナーで割って使います。この割合を希釈量といいますが

希釈量は塗料ごとに違うのでそれぞれ適切な希釈量を守る必要があります。外装塗装は家を雨水の侵入から守るために重要なものですが正しい希釈量も守って塗料を使わなければ塗料の保護機能を十分に発揮させることができなくなります。

間違った希釈量で塗装されると、外壁全体の耐久度が下がってしまうため、これは非常に重要な問題なのです。夏は特に気温が高いために水分やシンナーが蒸発しやすいので最初は正しい希釈量だったとしても、途中から希釈の割合が変わってきてしまいます。そのため、その都度希釈しなおして常に正しい希釈量を保つことが大切なのです。

 

まとめ

塗料は温度による影響を受けやすいため特に気温の高い夏場は塗料の取り扱いや塗装作業に注意が必要です。

夏場の塗装品質向上のためにもぜひ参考にしてください。

場の安心安全のため危険物について学び、適切に溶剤塗料を保管していきましょう。

 

住宅ローンについて

住宅ローンで頭金なしのフルローンを組むのはなぜお勧めできないのか??

貯金がなくて頭金は用意できないが、住宅を購入したい。そのような方は住宅を購入できないのか?

結論として諦める必要はありませんが頭金なしで購入するにはリスクがあります。

住宅ローンを組む際には、かつては頭金が物件価格の2割以上は必要とされていましたが、今では頭金ゼロでも住宅ローン

が組める、いわゆるフルローンというものが提供されています。

しかしながら、住宅を購入する際には、頭金を用意する方が安心です。リスクを踏まえたうえで、どの程度の頭金を

用意するのかいつ購入するべきなのかを検討しましょう。

1・頭金を用意せずにローンを組むことは可能

そもそも頭金とは物件価格のうち購入時に現金で支払う額の事を言います。かつては購入価格の7~8割までしかローンを組めない時代もあったのですがネット銀行が台頭し既存の銀行とのサービス競争が激しくなった結果、フルローンを組める銀行もできました。

また住宅を購入する際は物件価格だけでなく融資手数料や登記費用、印紙税といった諸費用が掛かります。この諸費用は基本的に自己投資で用意するものとされていましたが最近では諸費用リフォーム費用、さらには引っ越し費用まで物件価格に加えて融資してくれる住宅ローンを提供する金融機関も出てきています。

自己資金なしでも家が購入できるなら、すぐにでも買いたいと思われるかもしれませんが実際には頭金なしでフルローンを組むことはお勧めできません。その理由について詳しく説明します

金融機関によっては住宅ローンをフルで組めますがそれをお勧めできないのは理由があります。

2・住宅ローンの審査に通りにくくなる

頭金なしの場合、住宅ローンの審査は頭金ありの場合と比べて厳しくなります。ローン完済までは家や土地に金融機関の抵当権が設定され融資先に万が一のことがあってローンが払えなくなってしまうと金融機関はその物件を売却します。

そういった場合、物件の売却価格が住宅ローンの残高よりも安くなってしまうリスクが高まるため住宅ろーんの審査に通りにくくなるのです。

利息負担が増え、総返済額が大きくなる

頭金なしで住宅ローンを組むと借りる金額が大きくなるので当然払う利息額も増えます。また金融機関によっては、頭金の割合に応じて金利が異なる場合があります。

基本的に諸費用は自己資金が必要

諸費用とは前でも説明したような内容の費用ですが、その金額は新築住宅の場合は物価価格の3~8%と言われています。その金額を含めて住宅ローンを組むと確かに自己資産は少なくて済むのですが、金融機関側からすると延滞リスクが高まるため、金利が上がる場合があります。従って、諸費用は自己資金として用意しておく方がお勧めです。

そもそも頭金がゼロの状態で毎月返し続けることができるのか

フルローンの返済を返していくとなると毎月の返済額がかなり大きくなります。そもそも頭金がゼロということは

これまでお金を貯められていないということです。返せなくなるリスクを踏まえて想定している月々の返済額が現在の収入に対して適切なのかどうかを吟味しましょう。

フルローンを組まない場合はどうするか

資金援助のお願いをする

自己資産が用意できるめどが立たない場合、両親や祖父母など直系尊属に資金援助を頼むという手段が考えられます。

通常、直系尊属からであっても一定の金額を超える贈与には贈与税がかかります。しかし、住宅の購入、新築、増改築などのために

贈与を受ける場合、一定の限度額までは非課税となる制度があるのです。

地道に貯金から始める

そもそも貯金がない時点での住宅購入がライフスタイルに適していないという可能性もあります。

まずは物件価格の1割など目標を決めて貯金することから始めましょう。

身の丈に合った物件を選ぶには最初にシミュレーションで購入可能な物件価格を把握することが大切です。簡易的に毎月の返済額などが計算できるサービスもあるのでうまく利用していきましょう。

リスクがあるフルローン。少しでも貯金して頭金を準備しよう。

住宅ローンをフルローンで組むと様々なリスクがあることを見てきました。頭金なしでも組めることはできますが、長い返済期間にかかる金利の事などを考えると少しでも用意をしておいた方がいいです。