2025年06月12日
自宅の隣にある空き地を購入すれば、住環境が向上する期待がある一方、費用面や将来的な活用法に不安を感じる人もいるでしょう。
隣の空き地の購入を検討する際に知っておくべき費用や購入のメリット・デメリットを解説します。
空き地を購入する前に知っておきたい基礎知識
土地の購入は、将来の生活に大きく影響を与える可能性のため、しっかりと基礎知識を身に着けておくことが大切です。
空き地購入にかかる費用は?
空き地購入には土地そのものの価格以外にも様々な費用が掛かります。
主な費用としては、仲介手数料・登記費用・印紙税・不動産取得税などがあげられます。もろもろの費用を考慮すると、
土地の価格に加えて数百万円単位の費用が必要となる場合もあるため予算と照らし合わせて考えましょう。
また草刈りや清掃といった土地の管理費用も考慮し長期的な視点で資金計画を立てることが重要です。
隣の土地を購入するメリット
・プライベート空間の拡大
・将来的な資産価格の向上
・防犯性の向上
隣の土地を購入する最大のメリットは、自宅の敷地を拡げプライベート空間を拡大できることです。
庭を拡張して家庭菜園などを楽しんだり子供たちの遊び場を確保したりと、可能性が広がります。
また、一般的に土地には希少性があるため、長期的に判断すると資産価値が向上する可能性が高いです。特に住宅地においては
広い方が土地の価値を高める傾向にあり将来売却をする際に、高値が付きやすいというメリットがあります。
さらに、隣の空き地を購入して自身の管理下に置けば防犯・防災のリスクが低減し、住まいの安全背性を高められることも利点です。
空き地は適切に管理されていない場合、不審者の侵入や放火のリスクがあります。自分の土地となって住居環境への安心感が得られればより快適な
生活を送ることができるでしょう。
隣の土地を購入するデメリット
・費用が掛かる
・近隣住民への配慮が必要
・売却時の流動性の低さ
まず、土地購入には高額な費用が掛かります。
家計の状況をしっかりと把握し、無理のない計画を立てることが重要です。
また、土地を購入する際には周囲への配慮が欠かせません。ほかの住民にたいして騒音や日照、景観などで影響を与える場合はトラブルにならないようにしましょう。
広くなった土地は、個人的なニーズに特化していて、適切な大きさの土地に比べて買い手が付きにくい場合があることも念頭に置いていきましょう。
隣の土地購入は未来を見据えて検討しよう
隣の土地の購入は、住環境の向上や資産価値の増加など多くの可能性を秘めています。
しかし、高額な費用や維持費、将来的な活用法など慎重に検討すべき点もあります。
カテゴリ:不動産業ブログ